そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
隣が見えないようついたてがついた個別作業スペースの一席に座る。
電源を入れてパソコンを開いた。
ざっと赤く染まった未開封メールを一つずつ開けていく。社に戻った時、上司に緊急で見せないといけないものはプリントアウトし、別に翻訳しておく。
一気に集中してメールチェックをしたから思っていたよりも早く作業が済んだ。
一段落した私は作業する手を止めソファー席に移動すると、来る途中コンビニで買ったカフェオレをぐいっと喉に流し込んだ。
「休憩?」
その声と同時に二人掛けのソファーがぐっと沈む。
ラッパ飲みしながら横に目をやると、真知さんが前髪を掻き上げながら私の方に顔を向けて座っていた。
「来月の私の担当記事、このシェアオフィスのこと書こうと思ってるんだけど、ちょっと協力してくれない?」
「協力?私に出来ることなら」
カフェオレの蓋を締めながら私も真知さんの方に顔を向ける。
「このハピーオフィスの国内GM(ゼネラルマネージャー)と何人かの利用者との座談会を企画しているの。シェアオフィスを使っている友梨ちゃんの感想や要望、あと、これからのシェアオフィスについて自由にGMと語り合ってもらいたいんだけどどう?」
「へー、このオフィスのGMっていわゆる社長みたいな人ですよね?会えるんですか?」
「もちろん」
「おもしろそうな企画ですね。私なんかにそんな座談会勤まるのか甚だ疑問だけど他に誰もいないなら是非やらせて下さい」
「ありがとう、友梨ちゃん。あなたなら十分勤まるから安心して。また詳しいこと決まったら連絡させてもらうわ」
真知さんは嬉しそうに笑って、自分の手帳を出して書き込んだ。
電源を入れてパソコンを開いた。
ざっと赤く染まった未開封メールを一つずつ開けていく。社に戻った時、上司に緊急で見せないといけないものはプリントアウトし、別に翻訳しておく。
一気に集中してメールチェックをしたから思っていたよりも早く作業が済んだ。
一段落した私は作業する手を止めソファー席に移動すると、来る途中コンビニで買ったカフェオレをぐいっと喉に流し込んだ。
「休憩?」
その声と同時に二人掛けのソファーがぐっと沈む。
ラッパ飲みしながら横に目をやると、真知さんが前髪を掻き上げながら私の方に顔を向けて座っていた。
「来月の私の担当記事、このシェアオフィスのこと書こうと思ってるんだけど、ちょっと協力してくれない?」
「協力?私に出来ることなら」
カフェオレの蓋を締めながら私も真知さんの方に顔を向ける。
「このハピーオフィスの国内GM(ゼネラルマネージャー)と何人かの利用者との座談会を企画しているの。シェアオフィスを使っている友梨ちゃんの感想や要望、あと、これからのシェアオフィスについて自由にGMと語り合ってもらいたいんだけどどう?」
「へー、このオフィスのGMっていわゆる社長みたいな人ですよね?会えるんですか?」
「もちろん」
「おもしろそうな企画ですね。私なんかにそんな座談会勤まるのか甚だ疑問だけど他に誰もいないなら是非やらせて下さい」
「ありがとう、友梨ちゃん。あなたなら十分勤まるから安心して。また詳しいこと決まったら連絡させてもらうわ」
真知さんは嬉しそうに笑って、自分の手帳を出して書き込んだ。