嬉し涙を流す場所は。
言葉にしてみて改めて気付いた。
雄にいという存在の大切さを。
家に着いた私はカレンダーを確認する。
時刻は午後9時。
今日の雄にいは日勤だから
残業したとしても、もうそろそろ
帰ってくる時間だ。
今日は少しだけ話したい気分だ。
そう思い、雄にいの事を待ってると
しばらくして玄関を開ける音が聞こえる。
雄大「ただいま。」
ーガチャ
稀「おかえり!」
雄にいが扉を開ける前に
私が開けると少し驚いていた。
雄大「うん、ただいま。」