幼馴染の悪魔の囁き

撮影開始とともに重ねられた唇。

急にドキドキという
自分の胸の音が
耳いっぱいに聞こえる。

近づく彼の唇をよけることなんて
できるわけがなかった。

ずーと夢に見ていた
待っていた瞬間。

シャッターの音が1つ響く車内。

そっと触れるだけのキスをくれた。





< 10 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop