幼馴染の悪魔の囁き

強引に左の運転席から右の利き腕で私の肩を助手席から抱きよせる。


幼馴染の彼から触れられることに嫌悪などない。

小さな頃から手を繋いでいたからだけじゃなく・・・。

むしろ、嬉しさと恥ずかしさで照れる。




それにしても、最後の写真?


「もう充分に資料用の写真は撮ったでしょ?」




ハンドル近くの左手にはスマホ。

触れるくらい頬をよせた私たちに少し上から撮影準備は完了。



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