最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
9、一緒にいられるだけで幸せ
「東雲さん、今日は社食で一緒に食べません?」
お昼休みに水沢さんが私をランチに誘う。
連休明けの月曜日、慧と南国でスローライフを楽しんでいたこともあり、頭はボケボケ。
全部リセットされて、通常モードで仕事が出来るようになるには数日かかりそう。
何より自分の家に戻ると慧が恋しくて、夜なかなか寝つけなかった。
会社に出勤すれば彼に会えるけど、旅行の時のようにずっと触れ合うことは出来ない。
でも、他の恋人達に比べたら恵まれているのだろう。
彼の顔を見られるだけでも幸運だと思わなきゃ。
「うん、いいよ。行こうか」
笑顔で返事をして席を立つと、彼女と社食へ向かった。
社食は安くて美味しいし、ビルの三十六階にあって見晴らしもいい。
「私はAランチにします。今日はトンカツ」
水沢さんがメニューをひと目見て即決する。
お昼休みに水沢さんが私をランチに誘う。
連休明けの月曜日、慧と南国でスローライフを楽しんでいたこともあり、頭はボケボケ。
全部リセットされて、通常モードで仕事が出来るようになるには数日かかりそう。
何より自分の家に戻ると慧が恋しくて、夜なかなか寝つけなかった。
会社に出勤すれば彼に会えるけど、旅行の時のようにずっと触れ合うことは出来ない。
でも、他の恋人達に比べたら恵まれているのだろう。
彼の顔を見られるだけでも幸運だと思わなきゃ。
「うん、いいよ。行こうか」
笑顔で返事をして席を立つと、彼女と社食へ向かった。
社食は安くて美味しいし、ビルの三十六階にあって見晴らしもいい。
「私はAランチにします。今日はトンカツ」
水沢さんがメニューをひと目見て即決する。