最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
一番上は蓮見さんがやると言っていたけど、脚立もあるし、私でも普通に入れられる。
仕事でだってやってるしね。
あともう少しで全部本が片付くのだから、ここまできたら終わらせてしまいたい。中途半端は嫌だ。
本を二冊ずつ手に持ち、脚立を登って一番上の棚に入れていく。
それを何度も繰り返し、残り最後の二冊となった。
もう脚立に登るのも慣れて来て手を使わずに登ったら、てっぺんに立った時にバランスを崩した。
「キャッ!」と叫ぶと同時に書斎のドアが開いて部長が入って来た。
「危ない!」
彼が駆け寄った時に脚立が倒れて……。
気づいたら、また蓮見さんの腕の中。
メガネは、倒れた時の衝撃で吹き飛んでしまった。
「だから一番上は俺がやるって言ったのに」
ハーッと溜め息交じりの声で言う彼。
わー、呆れてる。
もうこいつは救いようがないっていってる顔だよ。
仕事でだってやってるしね。
あともう少しで全部本が片付くのだから、ここまできたら終わらせてしまいたい。中途半端は嫌だ。
本を二冊ずつ手に持ち、脚立を登って一番上の棚に入れていく。
それを何度も繰り返し、残り最後の二冊となった。
もう脚立に登るのも慣れて来て手を使わずに登ったら、てっぺんに立った時にバランスを崩した。
「キャッ!」と叫ぶと同時に書斎のドアが開いて部長が入って来た。
「危ない!」
彼が駆け寄った時に脚立が倒れて……。
気づいたら、また蓮見さんの腕の中。
メガネは、倒れた時の衝撃で吹き飛んでしまった。
「だから一番上は俺がやるって言ったのに」
ハーッと溜め息交じりの声で言う彼。
わー、呆れてる。
もうこいつは救いようがないっていってる顔だよ。