最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
自分のとは思えない艶っぽい声が出て、恥ずかしくて慌てて口を手で押さえた。
「俺しかいないんだ。もっと可愛い声聞かせて」
蓮見さんは甘い顔で言って、私の手を掴んで指一本一本にキスを落とす。
彼のキスはまるで魔法。
恥ずかしいとか、怖いとか、彼は上司とかいった私を思い留める思考を全て奪っていく。
「……蓮見さん」
彼の名を呼べば、「慧だ」と優しく直された。
「……慧」
言われるまま下の名前を呼ぶ私。
身体が熱くなってもう何も考えられない。
自分が自分じゃないみたいだ。
肌で直接感じる彼の熱。
「香澄」
とろけるような優しい声で名前を呼ばれ、嬉しかった。
そんな風に私を愛おしげに呼んでくれた人は未だかつていない。
だからだろうか?
いつになく大胆になれた。
ただひたすら蓮見さんに愛されたくて、身体を重ねた。
「俺しかいないんだ。もっと可愛い声聞かせて」
蓮見さんは甘い顔で言って、私の手を掴んで指一本一本にキスを落とす。
彼のキスはまるで魔法。
恥ずかしいとか、怖いとか、彼は上司とかいった私を思い留める思考を全て奪っていく。
「……蓮見さん」
彼の名を呼べば、「慧だ」と優しく直された。
「……慧」
言われるまま下の名前を呼ぶ私。
身体が熱くなってもう何も考えられない。
自分が自分じゃないみたいだ。
肌で直接感じる彼の熱。
「香澄」
とろけるような優しい声で名前を呼ばれ、嬉しかった。
そんな風に私を愛おしげに呼んでくれた人は未だかつていない。
だからだろうか?
いつになく大胆になれた。
ただひたすら蓮見さんに愛されたくて、身体を重ねた。