隠れたがりな君には、明け透けな愛を。ー番外編追加しましたー

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「あっ、西野おはよう」

「おはよう木嶋」

「昨日はありがとう。また飯行…」

「わっ、わーー！」


木嶋とご飯に行った翌日のオフィス。

おはようと声をかけてきたと思えばご飯に行ったという事を木嶋の無駄にデカイ声でバラされそうになって思わず叫んでいた。

「西野のそんな大きな声初めて聞いた…。
いきなりどうした？」

「どうしたって…」

説明出来るわけもないと口ごもった時だった。



「…西野、ちょっといいか」


いつもよりトーンの低い石川部長の声が響いた。振り返って、深刻そうな石川部長の表情に驚く。

「じゃあ俺はこれで」

そう言って木嶋が席に戻った。