独占欲強めな同期の極甘な求愛
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月曜日。藤田さんに教えてもらったスタイリングを施し出社する。お化粧だってこの前江頭さんにしてもらったように少し明るめのリップを塗ってみた。服装もいつもは黒かグレーだが、今日は春色のシフォンワンピースに白のカーディガン。
私の変貌にみんな驚くだろう。目を丸くする江頭さんや三井さんの顔が目に浮かぶ。臣はどんな反応するをするだろうか? 驚く? それともどうしたんだよって、笑う?
臣のリアクションを想像しながら、通い慣れた自分の部署の扉を押した。
「おはようございます」
中を見渡すと今日は珍しく江頭さんも三井さんもすでに出社していた。
「おはようございます、白鳥さ……って、えぇーーーっ!!」
振り返った江頭さんが、私の顔を見るなり大袈裟に叫んで立ち上がる。その拍子で椅子が倒れてしまった。だけどそれすらも気にせず、私を指さしワナワナしている。
「ど、ど、ど、どうしたんですか? ていうか、誰!?」
思った通りの反応だったけど、やっぱり気恥ずかしくなって俯いてしまう。