ぶるーすかい
今は5月半ば。

私はいつもの通り1人で

ブランコに座っていた

すると横から

「ブランコこがないの?」


───────今思えばこれが君との
初めての会話だった。


誰だろう?少し不思議だったけど

「私ブランコこげないの。

全然高くこげなくて」

「そうだったんだ。

じゃあ俺がこぎ方教えよーか?」

「本当?ありがとう」

「俺は達也【タツヤ】あんたは?」

「私は愛衣【アイ】よろしくね達也くん」





私はこの日を境に休み時間の度達也くんに

ブランコのこぎ方を

教えてもらうようになった

それと共にこれから私が君と

仲良くなるきっかけでもあり






後に君を好きになるきっかけにもなる



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