あの日の約束
真麻「玲於は何も悪くない。

玲於は私が苦しい時いつも助けてくれる。

逆だよ…

どんな時も私の傍に居てくれてありがとう」


真麻は俺の胸の中でそう呟いた


玲於「それならなんで…なんで隠したんだよ…

なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ」


真麻「ごめんね。

でも玲於は過保護だからそんなこと言ったら練習どころじゃなくなるでしょ?

それをどうしても避けたかった。

それに玲於が自分を責める事が分かってた…

だから絶対玲於には気付かれたくなくて…

なのに…私弱いね…結局玲於に話して…
玲於を苦しめてる…」

違う…


お前はいつもサッカー部のために自分を犠牲にしていた

そんなお前が弱いだと?

そんなわけがあるか。

俺はお前以上に強いやつを知らない
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