あの日の約束
目が覚めたら知らない部屋にいた

薬品の匂いがするからここは病院

父「真麻!分かるか!」

私は無言で頷いた


父「良かった。気がついて…」


真麻「……お父さん?仕事は?」

父「真麻が倒れたと聞いて仕事を抜け出してきたんだよ。

もう、大丈夫だからな^^*」

お父さんは優しく私に笑いかけた

でもそれはどこか無理してる顔で私は胸が締め付けられた


コンコン

先生「失礼します」


先生はどこか暗い顔をしている

あぁ。何を言われるか何となくわかっちゃった


先生「太田さん…体は大丈夫ですか?」

太田「はい」

先生「正直に言います。このまま行けば半年も生きれないかもしれません…」
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