あの日の約束
全部自分に非があるので何も言えなかった

先生「もうあなたもわかっているでしょ?
限界だってこと…

次倒れたら意地でも入院にさせます。
それが嫌なら無茶をしないでくださいね」

先生は優しく微笑んだ

いやきっと私がもう長くないから先生は私を自由にしてくれるんだ…






次の日…

玲於「おはよ。真麻」

玲於が制服姿で私のお見舞いに来てくれた

私は玲於の顔を見て涙が出そうになった

真麻「れおぉぉぉ…」


玲於「そんな顔すんなって。大丈夫だから」


真麻「でも…私はもう…」

玲於「お前が諦めてどうするんだよ。
お前を心配してる奴はどうなるんだよ…」


真麻「居ないよ…私には…こんな私を心配してくれる人なんて…」
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