あの日の約束
真麻「………」

斗真「真麻…何度でも言うよ。

俺には我慢しなくていいんだよ。

心に蓋すんな、な?」

斗真の優しい言葉を聞いて1つまた1つと私の目には涙が溜まっていった

真麻「…グスッ。なんで…なんで今なのかな…

私が初戦を見れたことは奇跡なのかな…

そんなの嫌だよ。私はみんなを最後まで見送
りたいよ…

決勝戦までずっと皆といたい。

斗真といたいよ…

斗真…私、、まだ死にたくない…」


泣きじゃくる私を斗真は優しく抱きしめた


斗真「大丈夫。まだ、真麻は死なない…大丈夫。大丈夫だからさ。」

斗真はまるで自分に言い聞かせるように


『大丈夫』


と繰り返しながら私の背中をさすってくれた
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