あの日の約束
次の日俺は玲於と共に病院に訪れた

真麻はまだ目を閉じていた


斗真「良かった…生きてる…」

玲於「あぁ…生きてるな…」

斗真「俺、監督の言葉で目が覚めたよ…

結局俺は真麻が死ぬって心のどこかでそう思ってたんだ。

真麻はまだ諦めてないのに…俺だけ勝手に諦めてた。

俺どんだけ最低なんだろ…」


玲於「あぁ。俺もだよ…


けど真麻はまだ必死に生きようともがいてる。

そうだよ…真麻は凄い強いんだ。

きっとまた笑顔で俺達を迎えてくれるよ」


斗真「だから、俺達も信じて何度もこの病室に足を運ばないとな。」


俺達に今できること…

それは真麻を信じて待ってやることだ


俺がサッカー部に入部する時あいつはずっと俺を信じてた

だから今度は俺の番だ!


待ってろよ…真麻!
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