あの日の約束
それから俺と玲於は毎日部活終わりに真麻の病室に足を運んだ

部員の奴らも少人数に別れて来るようになった

もちろん、試合に向けて練習はめっちゃハードになったが俺達は何があっても真麻に会いに行った

そして今日は4回戦からちょうど1週間が経とうとしていた

そう、真麻は医者に危ないと言われた日から1週間も戦い続けたたんだ


なのに…真麻は一向に目を開けない

けど真麻は確実に生きてる



今日も俺は玲於と病室に来ていた

玲於「真麻、全く目開けないな」

斗真「だな…どうやったら開けてくれるのかな。」


玲於「そういえば、眠りに着いたお姫様は王子様のキスで目が覚めるらしいぞ笑笑

下のロビーで、子供達が言ってた」
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