あの日の約束
初めて見る笑顔に私達は動揺したがそれと同時に嬉しかった

私と玲於は思わずハイタッチを交わした

黒川君自身も自分が笑った事にとても驚いていた


真麻「黒川君!笑った方が絶対にいいよ!めっちゃかっこいい!!

ねぇ、玲於!」

玲於「お、おう!お前男前なんだから笑った方が得だぞ!!」


斗真「意味わかんねぇし気色悪いこと言ってなんなよ…

それになんでお前らがそんなにテンション上がってんだよ」


真麻「いや、なんか、やっと心の扉が開いたって感じで嬉しくて!!!」

玲於「おい、今日から俺の事は玲於と呼んでもいいぞ!」

真麻「あっ、じゃあ私のことは真麻って呼んで!!」

斗真「いや、そもそも笑ってないし…

名前でも呼ばない」

玲於「なんでだよ!

あっ、じゃあ俺は斗真って呼ぶからな!!!」
< 30 / 261 >

この作品をシェア

pagetop