あの日の約束
斗真「やめろ…」

玲於「いいや、呼ぶね!

斗真くーん♡斗真くーん♡斗真くーん♡」


斗真「きもい、うざい、、やめろ」


玲於「ひっどーーい!笑笑」

見るからに玲於が一方的にじゃれているが黒川君もなんか柔らかい雰囲気になった気がする


もしかしてこの2人結構いいコンビなのかも!

玲於もどこか楽しそう

嬉しくてニコニコと笑っていると


玲於「お前、その顔キモイぞ?なぁ斗真」

斗真「あぁ…気味悪ぃ…」

真麻「ちょっと!酷くない!?なんでそんな時だけ息が合うのよ!

………あれ?

今斗真って呼んだこと認めたよね!?」


玲於「確かに!!!

斗真♡斗真♡斗真♡」



斗真「鬱陶しい!!!」


黒川君は本当に迷惑そうな顔をしていた


けどやっぱり私には楽しそうな顔をしているように見えたんだ

やっぱり黒川君は笑顔が似合う

初めて見えた表情に胸が高鳴った気がした




それから玲於の押せ押せモードに更に火がついたらしく今では毎日の様に

斗真♡

と呼び何かとよく絡んでいる。

もちろん今日も例外ではなく…

玲於「斗真くーん♡」

と玲於が教室に来たばかりの黒川くんの元へ駆け寄った
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