あの日の約束
玲於「まぁそれは置いといて…」

玲於が纏う空気が急に変わった


それに私も黒川君も気づき辺りは一気にキリッとした雰囲気になった


玲於「ったく……それで斗真。

もう一度聞く



サッカー部に入ってくれないか?」


斗真「………」


黒川君は悩んでいた。



どのくらい時間が経ったのだろうか…

全然時間は経ってないのかもしれない。

けど私にはとても長い様に感じた。


さっきとは打って変わって静寂に包まれた私たち。

その静寂を打ち破ったのは黒川君だった


斗真「1ヶ月…体験入部って形でもいいか?」

玲於「体験入部?」

斗真「あぁ。正式なのはまだ待ってくれ…」
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