あの日の約束
莉奈母「莉奈はね、毎日斗真君のサッカーしてる姿が好きなんだって笑顔で私に言ってたの。

そんな莉奈を見ることが私の毎日の楽しみだった…

そして何より斗真君のサッカーしてる姿は私も莉奈に負けないくらい好きだった。」


莉奈にそっくりのおばさんからそう言われるとまるで莉奈に言われているようで俺は泣きそうになった


莉奈母「だから、斗真君がもう続けてないって聞いた時ショックだった…

きっと今でも自分を責めてるって分かってたのに私は斗真くんに何も声をかけることが出来なかった。ごめんなさい…」

まさか莉奈のお母さんがそんな事を考えていたなんて俺は思いもよらなかった


斗真「いや、おばさんが謝ることなんて何一つないですよ」


莉奈母「そして斗真君、ありがとうね。」


俺は訳分からなかった
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