ツインタワー





「……まい初めて???」





だよな―――???






俺が初恋の相手だって言ってたし。





「………うん////」







そう言ったまいはうつむいた。





初めて―――。






内心ホッとした。




いくら過去だって言っても、まいの体に触れられるのは嫌だ。




俺ってわがままだな。




俺がまいの初めてをもらえるんだ。





嬉しいけど、まいは???





俺は勇気を出して聞いてみた。





「まいの初めてを俺がもらってもいいのか???」






するとまいは






「………うん。あたし、仁くんとならいいよ。てか、仁くんじゃなきゃだめだからっっ!!!」





それを聞いたとき、まじ嬉しかった。







「わかった、優しくするから。」







なんか緊張する。





だせえ…――。





そして俺たちはゆっくりと一つになった……。
< 142 / 156 >

この作品をシェア

pagetop