セカンド レディー

出されたTシャツに着替えると、濡れたブラウスをハンガーにかけ適当な場所に干す。そして、濡れた髪にドライヤーをかけた。


乾かし終えると、コトっと音を立てドライヤーを机の上に置き、ポケットからタバコとライターを取り出した。



「ふぅー…」


窓を開けて軽く一服。



「学校、もう辞めようかな…」


あたしの居場所はもう無くなっちゃったし、都合のいい男ももう居ない。



スマホを取りだし、あたしにも出来そうな仕事を探す。だけど、夜の仕事はほとんど18歳以上。


「ダメじゃん…」


まぁでも、他にも色々あるわけだし、仕事として探さなくてもいいかも…。


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