社長さまとJK
「……い!!……芽依!!」
何?うるさいなあ、お母さんまだ朝じゃないでしょ?
そう思いながらゆっくり目を開けると
そこには泣き腫らした目のお母さん…
…え?何事?ここどこ?
訳がわからず起き上がろうとすると、
「っ!」
頭にガンガン鈍器で殴られたような痛み。
「…っ!芽依っ!よかった…!!お母さんあなたがいなくなったらもうどうすればいいか…」
私を抱きしめながら泣く母と、今にも泣きそうな目でこちらを見てくる父。