社長さまとJK

…ん?どういう状況?


そこに医者らしき人がやってきて


「矢吹芽依さん。あなた事故に遭われたんですよ、昨日の朝に」


え…と一瞬衝撃を受けたりもしたが、確かに思い出してみればあの日の朝。


ぼーっとしながら自転車をこいでいて…


あんなにぼーっとしていたら事故にあうのも当然っちゃ当然か…と妙に納得した。



途中までしか覚えていないが、事故にあったらしい。


「とにかく何も障害は残らず無事でした。大事をとって明後日まで入院していただきます。」



やっと落ち着いた両親に話を聞くと、私は登校中に事故にあったのだか、その事故にあった相手というのが大手会社の社長が乗っていた車だったらしい。



もし万が一外傷が残るなんてことがあれば責任を取ると言っていたそうだ。


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