こんな私でも恋愛できるの!?
「だから私を?」

少しだけ私を見つめて

「お前なら、何を言っても逃げない気がした。まだどんなやつかも知らなかったのになんでだろな」

だからこの前敬語に対してよそよそしいなんて…

そうか、寂しかったのか。

王子様にも悩みがあるよね。

「話してくれて、ありがとう」

ここは私が元気にさせてあげないとっ!

て、そんな義務はないんですけども。

「っ…!?べ、別に大したことじゃねーよ。はやく仕事しろよ!まだ残ってるぞ!それに明日は俺忙しいんだ。俺がいない間にちゃんとしとけよ!」

「わかってるってば。じゃやってきます。」

「調子が狂う…」

「ん?なんて??」

「なんも言ってねーよ!早くいけ!」

この生活も悪くないかもっ。
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