こんな私でも恋愛できるの!?
「一応…そういうことに…」

「超かわいいじゃん!綾斗君の好みなんでしょ〜どうなの綾斗君??」

こ、好み?

「そんなわけないですよ璃子さん」

「なっ」

やっぱりいたんですかーい。
て、いるかそりゃ仕事現場ですもんね…

というか好みではないにしろちょっと傷つく。

まぁ期待はしてませんでしたよ…←してた

「こいつ色々利用できねーかなって」

「素がでちゃってるよ?あ、そうだ!自己紹介まだだったね!私はメイク担当の小南璃子(こみなみりこ)です♪よろしくね〜」

それから他の方からも名刺を貰った。

「音咲ゆめです!よろしくお願いします!」

「じゃあ次着替えてからー!」

カメラマンさんの声で綾斗さん以外皆それぞれ仕事に戻っていく。

「お前を今日拉致…連れてきたのは俺の仕事の様子を見といたほうがいいかと思ってな」

やっぱり拉致なんですかっ。
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