こんな私でも恋愛できるの!?
でも…応援したいけど好きな俳優が女性となにかあるのは…

見たくないっ!

タッ。

「は?どこ行くんだ!?おい!」

無我夢中で走ってたらいつの間にか屋上みたいなところに…

胸が痛い…

なんなのこれ…

「おい!お前なにやってんだよ」

「!?綾斗さん!?なんでここに」

「それは俺のセリフだよ。ちゃんと見とけと言ったのに」

「ごめんなさい…」

「どうしたんだよ…」

「え、えと…なにもなくてですね…」

「なにかあったからここに来たんだろ。で?なにがあった」

じりじりと柵の方に追い詰められ、もう後ろには下がれない。

「実はですね…」

逃げられないと察した私は感じたことなどを話した。

「はは…。あははははっ。まじかよお前!」

「ちょ、なんでそんな笑うの!?」

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