こんな私でも恋愛できるの!?
「え!?祐希!?」

「よかった!覚えとってくれたんやな!」

「そりゃ!懐かしい〜何年ぶり??」

「小6以来やから…3年やな!」

この八代祐希は家が近くて小学校まで一緒だった幼馴染。

中学は家庭の事情で引っ越してたんだけど…

「戻ってきたの?」

「せや。親はまだ仕事で向こう行ってるんやけど」

「なら独り暮らしってこと?」

「そういうことや」

「まって、さっきから思ってたんだけど、関西弁うつっちゃったの?」

「そうみたいやな〜3年も向こうにおったらこうなったわ」

「なんか似合ってる笑」

「せやろ?結構気に入っとんねん」

「関西弁気にいるってなに笑」

それからもしばらく他愛もない話をした。

「あ、俺ここの高校に転入することになってん」

「まじ!?やったね!」
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