こんな私でも恋愛できるの!?
次の日。

ピンポーン。

「ん?あれ?祐希!?」

「よっ!迎えに来たんや」

「え!?あ〜まって!すぐ準備してくるから!」

急がないとっ。

バンッ。

「へ!?」

「なんであいつが朝からきてんの」

まさかの壁ドン〜!?

「ちょ、あいつって…。小学校のときいつも登下校一緒だったから習慣?みたいなのになっちゃってんのかも…」

「下校も一緒なの?」

ち、近い…

「た、多分…」

「ダメだ。あいつとは一緒に行くな。一緒に帰るな」

「な、なんでよ!?幼馴染だしいいでしょ!?」

「幼馴染でも男と女だ」

「私は祐希をそんな風に思ったことないよ!」

「なら…俺は?」

「はぇ…??」

「俺のことはどう思ってんの?」

ど、どうって…それは…
< 40 / 47 >

この作品をシェア

pagetop