[短]デザートは苺の唇
優しく触れた唇はどんどん私の熱を広げていく

全身の血液が煩いくらいにドクドクとリズムを
刻み始める

ドキドキ、聞こえちゃうよ

航くん、、、

私のファーストキスは、航くんのいたずらっ子な
発言により奪われました。

そして、そこに芽生えた蕾は片想いと形を変えて
私の心もさらわれました

ちゅっ、、、っとリップ音を響かせて、離れた唇は
航くんの指先が妖艶になぞった

「こ、航くん?」
「やっぱり苺の唇美味しい」

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