冬月。
冬の季節だ。MGZ150年1月。

首都は少しばかりの黄昏だ。

「一体宇宙とは何だろうな?」とあたし。

ゴシュン五世が答えて言う。

「宇宙は我々が認識できる総体で、いわゆる世界のことだな。

セカイ系小説って昔流行しただろ?

ようするに一般人にとっては、自分と世界というものは極めて接近しているわけだ」

とゴシュン五世。

「ゴシュン五世は違うの?」とあたし。

「私はGC首席指導者だったからね。
より広い視点を持たねばならない時期が多かった」

あたしは幼少の頃のゴシュン五世を思い出して感慨に耽った。

成長するってこういうことなのか。

ゴシュン五世はGC首席指導者である。
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