偽りの甘い罠
その後
「匠、愛してるよ。ずっとずっと、これからも、、、」
「はぁー、、、このタイミングで言うか、普通。」
私の頭上にため息と共に降ってくる
タイミングなんてどうでもいいの。
私は、今、伝えたかったんだから
今なら先に言える自信があったし、、、
「これが私の普通だもの。」
「相変わらずひねくれてんな。まぁ、そこも可愛いけど」
なんて言いながら、首筋へキスを落とした。
「ちょ、ちょっとっ!!!!」
「紗英、愛してる。一生、そばにいろよ。」
うん、絶対に離れないから
匠が離れろって言っても、ずっとそばにいるから
だから、これからも愛してるって言ってね。
聞き飽きるくらい
麻痺してしまうくらいに、、、