偽りの甘い罠
会話がなく沈黙が続き、私はブラックコーヒーを
チビチビと味わっていた。

いつもは平気で飲めるブラックもこのところ苦味だけが
舌を刺激して、酸味もコクもないも感じない

相当ヤバイかも、、、








そして、一ヶ月後。
私は上司以外には何も告げず、というより、上司には
強制的に口止めをしたんだけど、、、

このホテルを去った


そして、この街からも、、、

携帯もかえて、一切の連絡を断った

それもこれも全部、雅人さんから逃れるため。

これ以上、誰にも迷惑をかけたくなかったから



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