偽りの甘い罠
また恋をしたい。

そんな気持ちにもなってきた頃だった

偶然、いや、運命の再会を果たす。

宿泊の予約をパソコンで確認していたときだった

「すみません、予約していた三上ですけど、、、」
「いらっしゃいませ。お待ちいたし、、、」
「、、、え?」
「!!!」
「紗英、、、ちゃん?」
「あの、、、もしかして、、青柳の同級生の?」
「そう!そうだよ!紗英ちゃん!ちょっと、慎之介!」

まさかの再会に、驚くというより、絶句の方が正しい
かもしれない。

私に声をかけたのは、あの日青柳に紹介された高校の
同級生の一人、亜矢子さんだったから、、、

そして、一緒にいたのはその当時付き合って10年だと
言った三上さん。







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