叶わなくてもいいから、恋したい。
「お待たせ〜」

椎名ちゃん。続いて清汰、海斗が来た。

結局、海斗呼んだんだ。

ま、いいけど。

そして、私たちは遊園地に入った。

椎名ちゃんのことで悩んでいたとき、海斗にお世話になったので改めてお礼を言うことにした。

「その節はありがとうございました。」

「何?改まって。もう、俺たち友達だろ?」

「そうだよね。この間も話したし。」

あの日以降、たまに海斗と話していた。

相談から雑談まで色々と。

だから、今は頼れる友達の一人なんだ。
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