別れても好きなひと
全部大悟が進めてくれている状態で私はシートベルトすら大悟にやってもらっていた。その時…
渚の言っていたネックレスのチェーンが大悟の首筋に光って見えた。
大悟に新しい相手がいるとしたら私の存在はただの家族?もと家族?幼なじみ?同僚?相手の人にとったら…邪魔な存在ってことは間違いない。
急に大きな罪悪感に襲われながらも、今だけは…とずるいことを考えていた。
「どうした?具合も悪いか?」運転席に座った大悟が不意打ちで私のおでこに触れる。
「熱っぽいな。これかけてろ」
大悟は上着を脱いで私の胸にかける。ふわって懐かしい匂いに包まれて私は泣いていることがばれないように大悟の上着に顔をうずめた。
「寒いか?今あっためるから」
私の姿に大悟は慌てて車の暖房を強くした。
渚の言っていたネックレスのチェーンが大悟の首筋に光って見えた。
大悟に新しい相手がいるとしたら私の存在はただの家族?もと家族?幼なじみ?同僚?相手の人にとったら…邪魔な存在ってことは間違いない。
急に大きな罪悪感に襲われながらも、今だけは…とずるいことを考えていた。
「どうした?具合も悪いか?」運転席に座った大悟が不意打ちで私のおでこに触れる。
「熱っぽいな。これかけてろ」
大悟は上着を脱いで私の胸にかける。ふわって懐かしい匂いに包まれて私は泣いていることがばれないように大悟の上着に顔をうずめた。
「寒いか?今あっためるから」
私の姿に大悟は慌てて車の暖房を強くした。