別れても好きなひと
懐かしい匂いと温もりに目が覚めると目の前に大悟が眠っていた。まさかの腕枕っ!
スタッフルームにあるソファにふたりでぴったり寄り添って眠ってる!?


驚きながらもあまりの心地よさに再び目を閉じた。


それからすぐ頭を撫でられる感覚で目を覚ますと大悟が優しく笑っていた。

あまりに自然な大悟の笑顔に私もつられて笑ってしまう。

この時間がずっと止まったままならいいのに…。
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