別れても好きなひと
抑えきれない想い
「あっつ~い!」
私たちは一足早い夏を満喫する社員旅行に来ていた。
「こら、窓開けんな~。エアコンの意味ないだろ。」
同じ店舗で働くスタッフ15人で海辺のロッジを貸し切り2泊3日の研修もかねた旅行をするのが恒例行事だった。
夏本番は店が忙しく休めないためいつも時期をずらし、海辺で最先端の流行チェックをする。
2台のワゴン車をレンタルして海へ向かっていた。
私は大悟が運転する1号車。助手席には渚が座りなにやらふたりで仲良くしている。私の隣は高橋君。なぜ!?と思いながら賑やかな車内にいた。
私たちは一足早い夏を満喫する社員旅行に来ていた。
「こら、窓開けんな~。エアコンの意味ないだろ。」
同じ店舗で働くスタッフ15人で海辺のロッジを貸し切り2泊3日の研修もかねた旅行をするのが恒例行事だった。
夏本番は店が忙しく休めないためいつも時期をずらし、海辺で最先端の流行チェックをする。
2台のワゴン車をレンタルして海へ向かっていた。
私は大悟が運転する1号車。助手席には渚が座りなにやらふたりで仲良くしている。私の隣は高橋君。なぜ!?と思いながら賑やかな車内にいた。