別れても好きなひと
「莉子。莉子。」
大悟の声に目を覚ますと車がとまっていた。

いつの間にか眠っていたらしい。

「着いた。行こう。」
大悟の声に車を降りると大きなホームセンターだった。

大きなカートを押しながら大悟はどんどんと買い物をしていく。木材や観葉植物、ペンキに雑貨…工具、、、。


私は時々「どっち?」と大悟に選択を迫られながら付き合った。

そのまま大悟のペースで買い物を終えると大悟はお店に戻った。
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