別れても好きなひと
幸せのカタチ
部屋に戻ると大悟がちょうど出掛けようとしていた。

慌てているように見える。不安そうな顔が私を見てほっとしたかのように力が抜けていく。

「話があるの。」

私の言葉に大悟はすこし顔をこわばらせた。
< 248 / 329 >

この作品をシェア

pagetop