別れても好きなひと
お店の片付けが終わると私はシャンプー用の椅子にもたれかかり睡魔に襲われていた。

大悟は1日の売り上げの計算や明日の準備をしている。

足のむくみも限界で私は靴を脱いで眠りについた。

最近は毎日この状態。

大悟はすべての仕事が終わると車に荷物と私の靴を運び、最後に私をおんぶして車へ運んでくれる。

気づくと自宅のソファで毛布をかけられ寝ている私。

起きると大悟がつわりのひどい私でも食べられるご飯を用意してくれている。

大悟まで私に付き合ってさっぱりしたものを食べている。
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