僕たちの手紙
「あ、はるちゃん一緒に行く?」
「え!?ひー姉!!マジ!神!ありがとう(泣)」
「んじゃ~いってら」
「5分で帰って来てね」
「あ、ついでにお菓子とアイス買ってきてね?」
「鬼かよ」
「はるくん、私も食べたいな~」
「しゃあない…こう姉の頼みなら…」
「ちょっと!こうちゃんと私の時の態度めっちゃ違うくない!?」
「え?そんなことないよ~かな姉にも普通に接してますよぉ~」
「嘘だーー!」
「てか、はよしたら?」
「あ、たす兄も来る!?」
「俺は、いいー」
「なんだよー!」
「はるちゃんー?」
玄関で俺を呼んでいる
「ひー姉まってー今行くからー」
「5分だからな」
「鬼かよ(笑)」
「とりあえずいってら~」
「へいへい」
「はるちゃん!遅いー!」
「ごめんごめん」
「行こ?」
「うん」
ガチャッ
ぶわっと熱風が俺らにあたる
「暑っつい」
今さっきまでは、外にいたので暑さには、慣れていたが
エアコンがきいた場所に少しでもいると
やっぱり暑いもんだな…
でも、もう八月も終わりだしなぁ
「ねぇ、はるちゃん」
「んー?」
「なんか、いいことあったでしょ?」
「え!?そ、そんなことないけど?」
「嘘だー!ひーたんは、はるちゃんの事なんでもお見通しなんだぞぉ!」
「わかったわかったよ!自白しますよ!実は…」
「実は?」
「転入生がむちゃくちゃかわいい子で一目惚れしてしまったっていう話し…」
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