僕たちの手紙
すると…せりかちゃんの目には、何故か涙が溜まっていた
「あの…崎藤…さん?」
ハッとなったように目元を擦る
「だ、大丈夫?」
「うん、全然」
「そっか…」
(うわっ!すごい気まずい…)
「あ、写真撮っておこ」
「なんの写真?」
「ん?あぁ…風景の写真だよ…忘れないためにね」
「この坂登ればもっと綺麗な写真撮れると思うよ?」
「え?そーなの?」
「うん」
「ちょうど私も、こっちの団地だから」
「へー…」
と会話がなくなり静かに坂道を登る
「ふぅ…」
そこには、すごく綺麗な夕焼けの景色が広がっていた
「うわぁ…すごい…」
思わず俺も言葉を失う
「あ、写真!!写真!」
パシャッ!!
パシャッ!
「うん!いい感じ~」
「よかったね」
「うん、ありがとう」
「じゃあ、また明日ね」
「うん!」
そんな素っ気ない返事をしお互いは、家へと帰っていった
ガチャ…
「ただいま…」
「おい!おせーよ!今何時と思ってんだ!」
「ごめん…優兄」
と俺の前で起こっているのは、“月橋優樹”
俺の1つ年上の兄貴だ
「あれ?たす兄は?」
「おー!はるむーおかえり~」
そう言いながらひょこっと顔を出すのは、
“月橋たすく”俺の1つ年上の兄貴だ
「たでーま。あれ?姉ちゃん達は?」
「あっちで映画の準備してるよ」
「あ、はるくんおかえり~」
「あ、はるちゃん!」
「はる~手伝ってー!」
騒ぎながら出迎えてくれたのは、最初の順に
「あの…崎藤…さん?」
ハッとなったように目元を擦る
「だ、大丈夫?」
「うん、全然」
「そっか…」
(うわっ!すごい気まずい…)
「あ、写真撮っておこ」
「なんの写真?」
「ん?あぁ…風景の写真だよ…忘れないためにね」
「この坂登ればもっと綺麗な写真撮れると思うよ?」
「え?そーなの?」
「うん」
「ちょうど私も、こっちの団地だから」
「へー…」
と会話がなくなり静かに坂道を登る
「ふぅ…」
そこには、すごく綺麗な夕焼けの景色が広がっていた
「うわぁ…すごい…」
思わず俺も言葉を失う
「あ、写真!!写真!」
パシャッ!!
パシャッ!
「うん!いい感じ~」
「よかったね」
「うん、ありがとう」
「じゃあ、また明日ね」
「うん!」
そんな素っ気ない返事をしお互いは、家へと帰っていった
ガチャ…
「ただいま…」
「おい!おせーよ!今何時と思ってんだ!」
「ごめん…優兄」
と俺の前で起こっているのは、“月橋優樹”
俺の1つ年上の兄貴だ
「あれ?たす兄は?」
「おー!はるむーおかえり~」
そう言いながらひょこっと顔を出すのは、
“月橋たすく”俺の1つ年上の兄貴だ
「たでーま。あれ?姉ちゃん達は?」
「あっちで映画の準備してるよ」
「あ、はるくんおかえり~」
「あ、はるちゃん!」
「はる~手伝ってー!」
騒ぎながら出迎えてくれたのは、最初の順に