ツキミソウ

そこにいたのは、月明かりに照らされて より一層綺麗に光る金髪の男の子


スッとした鼻筋に切れ長の二重。すらっと伸びた手足が月と川、花に囲まれ一枚の絵のようで


わたしは目が離せなかった。




サァ………ッ




そんなわたしを現実に引き戻すかのように風が吹き


サラサラとなびく髪の隙間から見えたピアスは赤く光っていた




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