言えよ、俺が好きだって
「あと……」

そう言いながら、雨宮くんは、小崎くんから目をちょっと動かして私を見つめる。

な、なに?


「あと、玉子サンドが好きになりました。ある人のおかげで。」


玉子サンド?


きょとんとして、雨宮くんを見ていると、ちょこっと首を縦に振られた。


え、私?

ある人って私のこと?


雨宮くんと初めて出会った日、コンビニで玉子サンド譲ってもらったよね。


もしかして、あの時?


雨宮くんに、玉子サンド好きになってもらえたなんて、ちょっと嬉しい。


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