一途彼女×S系彼氏
「いや、これはね!?」


焦る私に対して
微笑んでいるお父さん。


「恋することはいい事だぞ。
今度、お父さんにも会わせてな。
莉子の選んだ人だから
反対なんてしないから。」


そう言ってコーヒーを飲んだ。


お父さん…


「ありがとう!
私用意してくるから!
気を付けてね!」


お父さんに手を振って
私は自分の部屋へと戻った。


”恋をすることはいい事”


そう言われて
今日一日が始まるのが
ぐんと楽しみになった。


颯人に会える。


それだけで
用意をするスピードが
早まった。


恋って、楽しいね。
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