一途彼女×S系彼氏
「だから…」


突然2トーンほど下がった声。


「聞こえねーの?
そいつ、俺のだって言ってんの。
意味理解できねーの?
あんたら、バカ?」


ブラック颯人降臨しました。


「颯人、いいの…?」


先輩達は
颯人の豹変ぶりに
開いた口が塞がっていない。


「つか、莉子お前は
捕まりすぎなんだよ。
こんのドジ。
ガード緩いんだよ。」


そうディスりながらも
隙を見て私を助けてくれた。


「な!そんな言い方しなくても!」


「莉子が悪い。
俺の彼女だって自覚ある?
何ならここで
思い知らせようか?」


「ごめんなさい!
私が悪かったです!!!」


全力で頭を下げて謝った。


何されるか
想像しただけで恐ろしい…!

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