一途彼女×S系彼氏
「ねぇ、莉子!
私めっちゃ楽しみなんだけど。」


「私も。なんかいいね今年!
頑張っちゃう!」


ウキウキしていると
美桜も同じ気持ちだったみたいで
考える事同じだなって
何か嬉しくなった。


その後は
当日の事について
話し合ってこの時間は終わった。


席に座ったまま
グーッと伸びていると


「有栖さんと姫野さん
ちょっと来てもらえる?」


実行委員の子に呼ばれた。


「どうしたの?」


その子の元へ行くと
少し言いづらそうな顔をしたけど、
口を開いて言葉を発した。


「あの、申し訳ないんだけど
2人には特定の仮装をしてもらいたくて…。」


特定?
何のだろう?


美桜と目を合わせて
首を傾げた。
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