一途彼女×S系彼氏
たまにしか見れない
この颯人の笑顔に
ドキドキしすぎて
心臓が壊れるかと思った。
「今、颯人君こっち見て笑ったね?」
美桜の耳打ちに更に顔が熱を帯び、
ギロっと睨むも効果なし。
「莉子ちゃん顔真っ赤~!
可愛い!!」
ほっぺをツンツンされて
からかわれた。
美桜はこうやって私をからかうのが好きだ。
だからぷいっと視線を
バスケコートに戻すと、
私が拗ねたことに気付いたのか
軽そうに『ごめんごめん』と
笑いながら謝って美桜も
試合を眺めていた。
気付けば残り1分となった試合。
点差は0。同点。
互いにゴール前を譲らず接戦。
…残り15秒で試合は動いた。
この颯人の笑顔に
ドキドキしすぎて
心臓が壊れるかと思った。
「今、颯人君こっち見て笑ったね?」
美桜の耳打ちに更に顔が熱を帯び、
ギロっと睨むも効果なし。
「莉子ちゃん顔真っ赤~!
可愛い!!」
ほっぺをツンツンされて
からかわれた。
美桜はこうやって私をからかうのが好きだ。
だからぷいっと視線を
バスケコートに戻すと、
私が拗ねたことに気付いたのか
軽そうに『ごめんごめん』と
笑いながら謝って美桜も
試合を眺めていた。
気付けば残り1分となった試合。
点差は0。同点。
互いにゴール前を譲らず接戦。
…残り15秒で試合は動いた。