一途彼女×S系彼氏
いくら俺の彼女だと
知っていたとしても、
そういう感情を抱く奴は
少なくない。


自分の彼女を
そんな目で見られて
いい気分がする奴なんて
居ないだろう。


だから未然に防ごうと聞いてるのに


「そ、そんな普通だよ?」


の一点張り。
明らかに嘘ついてるのは
バレバレなのに。


でも、莉子がそう言う態度なら
こっちにも考えがある。


「まぁじゃあ楽しみにしてるね。」


莉子にばれない様に
何も気にしてないふりをして
その場を過ごした。


「そう言えば颯人のクラスは?
何やることになったの?」


俺の態度を見て
ホッとした莉子が話題を変えた。


俺はしれっと


「ホストクラブだけど?」


そう答えた。
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